設立趣旨

愛する人を自死(自殺)でなくした時、遺族など身近な人は、突然の悲嘆に加え、「なぜ止められなかったのか」 と自責と悔恨の念を抱いて苦悩します。また社会からの誤解や偏見、不利益を受けてしまう現状があることから、 家族が亡くなった理由を公にしていない遺族も少なくありません。自殺は「語れない死」とも言われています。 こうしたことが遺族の心身の健康や社会との係りを阻害する要因ともなっています。残念ながら、このような 自死遺族の状況や苦しみは、社会ではあまり知られていません。

「自殺は個人の自由な意思や選択の結果ではなく」(自殺総合対策大綱)、「その背景に様々な社会的な要因があることを踏まえ、 社会的な取組みとして実施されなければならない」(自殺対策基本法)と、社会の理解は変わってきています。
しかしながら、わが国では、社会の無理解や偏見が根深く残るとともに、「自殺は本人の意思に基づく個人的な問題」 と考えられていた時代に定まった制度や慣行には、遺族を苦しめ社会の偏見を助長するものも残っています。
また遺族支援に関して、「権利擁護」の立場からの取組みは今まであまり見られませんでした。

当会は、このような状況を少しでも変えていきたいとの願いから、弁護士、遺族などにより始った集まりです。

身近な人の自死とそれに伴う遺族の苦悩は、他人事ではなく誰にでも起こりえます。自殺についての誤解のない情報と 遺族の痛みが社会で共有され、遺族の権利が適切に擁護されることは、自殺が「語れない死」でなくなることにつながり、 自殺予防にも、遺族のためにも大切であると、私たちは考えます。

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会の目的

  • 自死遺族の置かれている状況と社会的課題の把握
  • 権利擁護のための基本理念の検討と提言(社会への働きかけ)
  • 遺族支援(情報交換・弁護士紹介・裁判支援など)
  • 自死および遺族への無理解や偏見の是正を図るための啓蒙・啓発
  • 自殺対策全般に関する調査・検討と提言など

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会の運営

  • 座 長: 杉浦 ひとみ (弁護士)
  • 副座長: 和泉 貴士 (弁護士)
  • 副座長: 晴柀 雄太 (弁護士)

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連絡先

お問い合わせはこちらまでお願いいたします。
  事務局 : kenriyougo2010@yahoo.co.jp

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